【Electronic rock】Crush
こんにちは。
今日は、EDMの中でもロック色強めなこちらの曲をピックアップしようと思います。
「Crush / Pendulum」
収録CD:
・Immersion
他
今回取り上げた曲は、「エレクトロニック・ロック(Electronic rock)」という、ロックと電子音楽を組み合わせたジャンルの曲です。
そして、そのジャンルで活躍するグループのひとつにPendulumという、現在は5人体制で活動をしているバンドがいます。ちなみに、このバンド内から2人が手を組んで、曲のプロデュースやDJプレイをしているコンビについて過去に触れています(以下記事をご参照ください)。
今回取り上げたエレクトロニック・ロックは、上記過去記事で取り上げた曲よりも、ギターやドラムのサウンドがふんだんに取り込まれており、そこへ電子音を組み合わせることで、さらにスピーディーでアグレッシブなサウンドへと、まとめ上げることができるものと感じます。
今回の曲は、メロディーなど曲の雰囲気から言いますとマイナー調であるのですが、攻撃的な雰囲気8割、物哀しさ2割といった構成に感じられます。
曲のイントロは、ギターから始まります。その後は、割と早めにAメロに展開していきます。この部分からシンセなどの電子音が一気に加わり、曲のテンポ以上にスピーディーに思えるメロディーラインが味わえます。何より(低音域としての)ベース音のアタック感が、曲に躍動感を与えているようにも感じますね。
この曲はBメロが存在しないように思います。Aメロ→間奏→Aメロという具合で、そこからサビへと移ります。
そして曲の終わり付近(アウトロ)ですが、ここが一番哀愁感じさせる場面だと非常に思います。ディストーションなどの激しいサウンドから、優しいプレーンサウンドになったギターと、少なめの数でメロディーラインが構成されたシンセなどのサウンドが、ボーカルと相まってとても印象的に思います。
ボーカルについてですが、声を張り上げて歌うような印象があります。そのため、曲に緊張感が生まれているように感じます。
歌詞は、「絶望と未来へ対する変化」について書かれているように思います。ちなみに、MVでは恋人同士と思われる男女がメインとなって登場していますので、そこから”二人の現在と、行く末”について書かれているとも思います。
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今回は、アグレッシブなギターやドラム・シンセが特徴の「Crush」をピックアップしました。
ロックの持つ激しさと組み合わさったEDMを聴きたい方に、是非おすすめです。
次はどんな曲にしましょうか。
では。