#DanceWithEuro

ユーロビートについてや、日々の生活で思ったこと・感じたことなどをつらつらと。

【番外編】知識には「流れ」がある

にほんブログ村 音楽ブログへにほんブログ村 ブログブログ 雑記ブログへ

 こんばんは。

 

 今回は、秋らしいテーマである”今週のお題「読書の秋」”に沿って書き連ねてみようと思います。

 

 最初にこのテーマを見た時、「読書とは、そもそも”紙媒体”のものだけなのだろうか」という疑問が生じました。

 それは、現代の書籍・雑誌の販売方法において”電子版”というものも存在するためです。それに加えて、著作権がなくなった小説などをまとめたWebサイトというのも存在するのです。

 

 読書の定義とはなんだろうと思いましたが、ここでは”紙媒体”と”Webサイト上の情報”について、比較などしつつ綴ってみようと思います。

 

 私は以前と比べると読書量は減ったように感じます。スマホタブレットの登場により、さらに手軽にインターネットを利用できるようになってから、加速度的に活字から離れるようになってしまったと思います。

 過去記事では「新たな表現を学ぶために、より様々な文章に目を通して・・・」と言っていたのですが、ん〜・・・。

 

onevia.hatenablog.com

 

 何はともあれ、読書を全くしていないというわけではないのでご安心(?)を。

 

 私がメインに読む本は、主に専門書です。ここ最近でしたら英語学習に関する本です。

 過去に学校で教師から教わった英語と、そこに自ら得た英語の知識をミックスさせて「自分の英語」というものをより確固たるものにするべく、学習しています。

 

 では、なぜ紙媒体で学習するのか。それは、「体系的に知識を得られる」からです。

 これは学習方法において、インターネットを利用した場合に言われることですが、「あるテーマについて調べる際に一つひとつの項目を調べたりすることは紙媒体より早くて得意だが、その反面、”まとまった知識”が欲しい場合は、調べた内容などを寄せ集めて...など、学習が非効率的になる場合がある」という側面があります。

 紙媒体は、そのテーマに沿った内容で”ひとつの流れをもって”知識などが掲載されています。つまり、その本で学習をすることで「頭の中にひとつの流れ」を作ることができるのです。

 

Read a Book!

(Photo by ANDR3W A)

 

 また、これは高校生から大学生、もちろんその後の生活においてもかなり重要な部分になると思いますが、「作者が明確である」ということです。

 具体的には、例えば学校の課題としてレポートを作成する機会があると思います。先生たちにもいろいろな方がいて、中には「Wiki○○の引用は基本禁止」とする人もいるでしょう。なぜこれが禁止事項とされるかというと、「そのようなWebサイトは複数人で、中には(悪意の有無に関わらず)虚偽の情報を掲載する人が内容更新しているかもしれないから」というのがひとつの理由です。

 Wiki○○系のWebサイトは、「みんなでひとつの辞典を作り上げる」というような理念がありますので、時としてこういった弊害も生じると思います。また、このようなWebサイトの場合、「誰を著者として記載するのか」というのも難しいですね。複数人の更新履歴があると、誰がその項目全体の責任者か、悩んでしまうところです。

 上記前者に関しては、このような弊害は避けられないと思うので、更新者同士であやしい項目は加筆・修正をしてより精度の高い情報の掲載を目指して頂くのが良いと思います。

 

 それに引き換え、書籍などの紙媒体は基本的に「そのテーマ・学問に顕著な人物が著者である」というメリットがあります。それは同時に、「掲載された情報に関して、信用できる度合いが高い」ということでもあります。

 インターネット上から情報を引用する際、大学教授の論文や企業の掲載した(何かしらの)研究に関する情報など、出典元が明確であれば「安心して引用できる」と考えられます。しかし、これが上記のような研究機関や企業でなく、個人レベルとなれば注意が必要です。仮に引用するとしても、”その情報は間違いないか?”という観点から「裏どり」をする必要があると思います。そして、これは個人的にやった方が良いと思うのですが、「そのサイトの著者について調べてみる」必要もあると思います。本名を公開されているようでしたら、それで調べてヒットする情報を見て、引用するのに信頼できる人物か・・・など、こういった作業が必要と思います。

 

 

 ・・・ブログなのでいろいろ詰め込んでしまいましたが、要点としては「紙媒体の方が著者などが明確なので、引用するには安心だと思います」、ということです。

 (なお、今はインターネット上の情報も信頼できるものが増えてきていると思いますので、情報を精査して正しく引用することで、より有意義なレポートなどが作成できるとも思います。)

 

 もちろん、インターネット上の情報にも有用な側面は大いにあります。

 個人的に痛感したのは、”英語の発音”を学習した時です。英和辞典などの付録ページなどに発音のポイントなどが書かれていたりはしますが、「実際の音と、舌の動かし方などを”動的”な情報で見たい!」と考えていました。

 そこで便利なWebサイトはないかと調べていたところ、とあるページにたどり着きました。そのサイトでは「発音の音が聴けて、口の中の断面図(絵)を用いて舌の動かし方をアニメーションで教えてくれる」非常に参考になったWebサイトです。

 アニメーションの助けもあってより早く理解を深められ、そのおかげでよりネイティブに近い発音(発声)ができるようになり、英語で話したり歌おうとするときは無意識に舌の位置が”英語モード”になるようにもなりました。

 

Green Room|英会話スクールの申し込み&カフェの利用

 

 小説などを読まれる方は、読書を通じて感動などを得られると思います。

 私の場合は、専門書に目を通すことが多いので、「体系的な知識」を得ることがひとつの目的となっています(ただ、なかなか身についているようで、そうでもないような・・・)。

 現代のネット社会において、情報は手軽に入手できるようになりました。その便利な世界の中で、本から得られること・ネット上から得られること、上手に情報とお付き合いできたら私たちのQOL(Quality Of Life:生活の質)は、さらに向上されると思います。

 

 ここまでお読みくださった方、本当にありがとうございました。