【Eurobeat】Eldorado
こんばんは。
今日はこちらのユーロビートをご紹介しようと思います。
「Eldorado / Dave Rodgers」
収録アルバム:
・SUPER EUROBEAT presents 頭文字(イニシャル)D Fouth Stage SUPEREURO-BEST
他
このブログでは度々登場しているDave Rodgers氏のユーロビートから、今回は少しマイナー調なメロディーながらも力強いサウンドメイクのナンバーをピックアップしました。
こちらのユーロビートを聴くたびに思うのは、「アクションや特撮のOPかED曲みたいだな」ということです。そのような発想が出てくるのは恐らく、日本の男性グループであったV6からリリースされた”Take Me Higher"のイメージが彷彿とされるからだと思います。この楽曲はDave Rodgers氏も作曲など楽曲制作に関わっており、何よりウルトラマンという特撮で起用された楽曲(OP曲)という点がかなり大きいですね。
ちなみに、上記でご紹介した”Take Me Higher"は後々Dave Rodgers氏がセルフカバーという形で再編曲&ボーカルを取ります。そちらのバージョンはたまに聴くのですが、爽やかなメロディーにDave氏のアグレッシブなボーカルが合わさって聴きごたえがありますよ。
さて、今回のユーロビートである”Eldorado"ですが、こちらもかなりギターサウンドが多用されています。楽曲全体を通して、ギターサウンドと中〜高音域のシンセという2種類がメロディー全体を引っ張っていくような印象があります。
又、ギターサウンドはハイフレットポジション(”フレット”という指板についた金属パーツの間隔が短い方)から織りなすサウンドが、サビ前などにアクセントのような形で挿入されている点が印象的だと感じます。他のユーロビートでもそういう点はあるかもしれませんが、この楽曲で特筆すべきとすればこの点は外せないですね。
上記でも書きましたが、今回のユーロビートは少しマイナー調であるものの決して物悲しいという感じではありません。この点はギターサウンドが曲のイメージをポジティブなサイドに引っ張っているような感じがありますし、そこにDave氏の強いボーカルが合わさることでよりその感覚が増しているように思います。
今までにご紹介したDave氏の楽曲で言えば、力強いボーカルとしては”The Race Is Over”、逆に強さよりも繊細さに重きを置いた歌い方をしているものとしては”Magic Sunday"だと思うのですが、今回の楽曲はこれらの中間ぐらいの強さ(声量など)かと思います。
(↓力強い方)
(↓繊細さに重きを置いた方)
今回は、「Eldorado」をご紹介しました。
楽曲もかなりクールにまとまっていますし、個人的はギターサウンド(リフ)に注目して欲しいと思います。
次はどんな曲にしましょうか。
では。