#DanceWithEuro

ユーロビートについてや、日々の生活で思ったこと・感じたことなどをつらつらと。

【トランス】If It Ain’t Dutch

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 こんばんは。

 

 今日は、ここ最近よく聴くトランスから1曲ピックアップしてみようと思います。

 

 「If It Ain't Dutch / Armin van Buuren & W&W」

 収録アルバム(MP3等):

  ・If It Ain't Dutch

 (Amazon等にて有償配信あり)

 

 この楽曲は、一部の界隈では「トランスではない」と言われたりしているようですが、そのジャンル分けに執拗にこだわり出すと切りがないので、このブログでは「トランス(Trance)」としてご紹介したいと思います。

 

 このトランスは、2組のDJ(プロデューサー)達が手を組んで作曲・プロデュースした楽曲です。そして1つの特徴として、「両者ともにオランダ出身」という点が挙げられます。それ故でしょうか、タイトルに「Dutch(オランダの〜)」というキーワードを用いている点が印象的です。

 しかしながら、なぜ上記単語をタイトルに入れたのか不思議に思ったので、少し調べてみましたらその昔は「(金銭的、あるいはその他で)けちな」という軽蔑を含んだ使われ方をしていた名残があるようです。もしかしたら、両プロデューサー達はこのトランスに何か「メッセージ」を乗せて、私たちに伝えようとしているのではないか、と個人的に推測します。

 

 

 この推測をするに至ったのは、このトランスが割と攻撃的(アグレッシブ)な仕上がりだと感じているためです。

 イントロは落ち着いたドラムとシンセで始まるのですが、Aメロからは強いベース音とそれに合わせて鳴る少し高音のシンセが特徴的です。間奏ではピアノがメインとなってAメロとは対比的に静寂なイメージですが、このパートも最終的には高音域のシンセが鳴り始め、リスナーの耳を刺激しつつ次のパートにつなぐような感じで・・・緩急の差が目立つと同時に、改めてアグレッシブさが際立っているなと感じられる楽曲です。

 

 余談ですがこのトランスをBuuren氏は、あるEDMのフェスティバルに出演した際、冒頭にMixしてプレイしており、その時のステージ演出(ライトや炎など)がその楽曲と非常にマッチしていたのが印象的で、私はそこからこのトランスも聴くようになりました。

 純粋に楽曲自体もかっこいいのですが、それを飾る演出たちもまた素晴らしく、両者込みで記憶に刻まれましたね。このような点はフェスの醍醐味とも言えますね。

 

 

 今回は、きっと何かしらのメッセージが込められたであろうアグレッシブなトランス、「If It Ain't Dutch」をピックアップしました。

 攻めた雰囲気のトランスを聴いてみたい方に、是非おすすめです。

 

 次はどんな曲にしましょうか。

 では。