【Eurobeat】Spring Time
こんにちは。
今は夏と秋の切り替わりといった気候でしょうか。早く安定した秋の気候が訪れて、悠々自適に過ごしたいものですね。
今日はまったりと、でも切なさもあるこちらの1曲を取り上げてみます。
「Spring Time / Norma Sheffield」
収録CD:
・SUPER EUROBEAT VOL. 95
他
こちらのユーロビートは、哀愁系ボーカルとしてその名が高いNorma Sheffieldの歌う、切ない雰囲気の曲です。
彼女がボーカルを取る、その他に有名なユーロビートの1曲として、「Maybe Tonight」というものがあります。これは、かの有名なアニメである”頭文字D”のバトルシーンのBGMに使用されています。
こちらの曲もまた、切ないものです。何より、車の激しい攻防のシーンで使われているものですから、映像と裏腹な感じがその曲の持つ哀愁ある雰囲気をより際立たせているように感じます。
ちなみに、上記のSEBは前々回に取り上げました「Never Can Be The Same / Lolita」と同じVOL.ナンバーとなっております。あまり深く考えていなかったのですが、偶然同じCDに収録されておりました。(過去記事も、是非ご参照頂ければと思います。)
曲の雰囲気としましては、ベースよりも中〜高音域のシンセ、そしてギターのメロディーがメインとなって、流れるように進行していくイメージがあります。
Aメロ部分でしょうか、歌詞に入る前のギターにおけるピッキングハーモニクスのようなサウンドが、かなりアクセントになっており曲の印象を深めているように感じられます。
そしてNorma Sheffieldの”はかなさ”漂う切ない歌声が、メロディーと相まってより哀愁さを感じさせるものに仕上げられています。
彼女の歌うユーロビートを聴いていますと、いつも胸に苦しさを感じます・・・しかし、それは決して嫌なものではなく、恋愛のようなものか、あるいは感動ものの映画を見ているようなものか、そんな感覚から来る苦しさで、物思いにふけつつ聴き、聴き終えた時には「聴いてよかった」と思える、そんな歌声とユーロビートです。
歌詞の内容としましては、ずばり”青春”という感じです。
タイトルの「Spring Time」というのはまさに「春のひととき」のことを指しているように伺えます。歌詞の中に「あなたがここにいなくても、私はあなたのおかげで幸せ」のような描写があり、とことん切なさが感じられるものです。
今日は、哀愁あるユーロビートの1曲として「Spring Time」を取り上げてみました。今は春ではありませんが、この時期に聴いても心に深く沁み渡るユーロビートだと思います。
次はどんな曲にしましょうか。
では。