【ドラムンベース】Crush On You
こんにちは。
今日は、Drum 'n' Bass(ドラムンベース)というジャンルから1曲ご紹介したいと思います。
「Crush On You (Knife Party Remix) / Nero」
収録アルバム:
・Crush On You
(↑音楽配信サイトによる有料配信等からのダウンロードがおすすめです。)
Knife Partyの楽曲をピックアップするのはかなり久しいですね。初めてご紹介した曲は「Internet Friends」でした。
Eurobeatなどに比べると、ドラムやベース、中〜高音域のシンセがダイナミックに表現されており、実際にイヤホンやスピーカーを通して聴くとその音圧に驚かれるのではと思います。
今回の「Crush On You」は、アーティスト(楽曲を出したプロデューサー)はNeroというデュオ(+女性ボーカリスト)なのですが、ここではKnife Partyがどんな風にRemixしたかについて、焦点を当てていきたいと思います。
とはいえ、Remixである以上、原曲となるものが存在します。「Crush On You (Radio Edit) / Nero」がそれに当たると思いますが、こちらはBPMが70〜80、恐らく90いかないぐらいのスローテンポな仕上がりになっています。このバージョンを初めて聴いた時は、「ボーカルの声が艶かしく、何だか”ねっとり”したサウンド」という印象を受けました。
ちなみに、Radio Editというのは「ラジオで流すために編集された、再生時間が比較的短めの楽曲」のことを指します。
原曲が上記のように対し、Knife Party Remixはどうかと言いますと・・・ボリュームに気を付けないと耳がキーンとなるぐらい、強烈なRemixになっております。
例えば、イヤホンなどで音楽を聴いている時に”イントロ”部分だけでボリューム調整を済ませてしまう時がありませんか?この楽曲でそれを実行すると、Aメロに入った瞬間体が飛び跳ねてしまうぐらいびっくりします。
この楽曲は上記の原曲に比べるとかなりテンポが速くなっています。BPMで言えば130以上、あるいは原曲の2倍の速さといっても過言ではないでしょう。
イントロはドラムがメインとなるメロディーラインからスタートしますが、何となくその時点での音圧も強いと感じます。とはいえ、この点はInternet Friendsも同様ですかね。
Aメロに入った瞬間、ドラム、ベースそして中〜高音域のシンセが怒涛に押し寄せてきます。どれがメインとは一概に決められないですが、強いて言えばベースとシンセが曲全体をリードしているように感じます。
Bメロや間奏パートでは、Aメロに比べベースやドラムが控えめな印象になりますが、その落ち着いた間(ま)があることでAメロの暴力的なサウンドがより際立って耳に入ってきます。この緩急がかなり癖になりますね。
今日は、Knife Partyが関わった楽曲の1つである「Crush On You」をピックアップしました。
ずばり、ストレス発散にもってこいなDrum 'n' Bassだと思います。激しいサウンドに、身も心も揺れ動くこと間違いなしです。
次はどんな曲にしましょうか。
では。