#DanceWithEuro

ユーロビートについてや、日々の生活で思ったこと・感じたことなどをつらつらと。

【トランスなど】”歌詞”があるのと、ないのではどちらがお好き?

にほんブログ村 音楽ブログへにほんブログ村 ブログブログ 雑記ブログへ

 こんばんは。

 

 今日は特定の楽曲ではなく、トランスなどのジャンルにおける”歌詞”の存在意義について、少しばかり考えてみようと思います。

 

 私は普段から、ユーロビートEurobeat)だけでなくトランス(Trance)などの楽曲も聴きます。それぞれのジャンルで楽曲の構成や、主張される部分(メロディーやドラム、歌詞)が異なるので、まさに「みんなちがって、みんないい」のだと考えています。

 しかし、トランスを聴いているとたまに思うのは、「歌詞が入っているのもあれば、そうでないものもあるよなぁ」という点です。これまで、「ノリがいいな」「ベースが強く出ていて好きだ」という評価軸で自分の好みのトランスを選んできたように思います。

 ただ、人によってはトランスにおいても”歌詞”の有無で聴きたい楽曲を選んでいる人がいるのでは、とある時思ったのです。

 

 トランスも様々な派生がありますが、歌詞のないトランス(Trance)と、立派な歌詞が楽曲に組み込まれたボーカルトランス(Vocal Trance)などと、今回はこの両者をメインの比較対象にしたいと思います。

 ちなみに、電子音楽において歌詞ではないけど人の声や、まるでラジオやテレビから流れているような話し声など・・・これら、サンプリングされたサウンドが含まれる楽曲については、ここでは便宜上前者の歌詞がない方に分類しようと思います。

 

 1. 歌詞のないトランス

  私がトランスというものに触れ始めていた時に聴いたのは、このタイプの楽曲でした。

  このタイプの魅力は、”メロディーやドラムの主張がガンガンに来る”という点でしょう。歌詞がないので、その分これらを全面に押し出すことができ、結果として「思わず体全体でリズムを取りたくなるような、ノリのいい楽曲」が世界中に多数存在します。

  又、個人的な経験や推察ですが、”作業用BGM”としてもうってつけかと思います。もちろん、過剰にノッてしまう場合は別ジャンルが良い訳ですが、歌詞がない(あるいは少ない)点では「音楽によって意識や集中力が削がれにくい」ように感じます。

 

 2. 歌詞のあるトランス

  トランスにも歌詞がある楽曲は多数存在します。又、特にボーカルトランスはここ数年で聴き始めましたが、私はそれの持つ美しい側面に触れられたように思います。

  まず初めに前者との比較ですが、歌詞があるためその分メロディーやドラムは、極端に弱くはないもののボーカルとの共存性を考慮したものになります。しかし、”歌詞”に綴られた想いや、訴えたいことを感じながら聴くのは、またいいものです。

  例としてボーカルトランスの場合では、「颯爽と流れるメロディーの中に、(儚い)歌詞が共にいる」ようなイメージだと私は感じます。聴いていて哀愁を感じるのに、どこか爽やかな気分で楽曲を楽しめる。この点がボーカルトランス(Vocal Trance)の美しい側面であると私は思います。

 ちなみに、トランス(Trance)に分類されるであろう楽曲に歌詞があるもので、同様に切なさを感じられるものもありますので、ボーカルトランスとのメロディーの違いなど聴き比べてみてはいかがでしょうか。

 

【送料無料】 Tiesto / Town Called Paradise (Japan Special Edition) 【CD】

 

 結論としては、

  ・ノリにのりたい時、頭の中を”トランス状態”にしたいときは「歌詞なし」

  ・ボーカルありの楽曲を聴きたい、前者以外の気分(切ない、黄昏たいなど)のときには「歌詞あり」

 

が、歌詞の有無を基準にした際の、トランスの選び方の一例になるのではないでしょうか。

 

 ちなみに、記事タイトルで「トランスなど」とした理由は、トランス以外にもハウス(House)やテクノ(Techno)といったジャンルにも当てはまるかと思った点と、それに付随して記事カテゴリーを複数個設定したためです。 

 

 今回は少し変わった記事でしたが、楽しめましたでしょうか。もしそうでしたら幸いです。

 ここまでお読みくださった皆さん、ありがとうございました。