#DanceWithEuro

ユーロビートについてや、日々の生活で思ったこと・感じたことなどをつらつらと。

【番外編】コンピュータで受験できる時代。

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 こんばんは。

 

 今週のお題が「試験の思い出」とのことで、一つ試験にまつわることで思い出したことがありましたので、それについて書き綴ってみようと思います。

 

 皆さんは、「CBT試験」という受験形式(あるいは受検形式)をご存知でしょうか?

 

 ざっくりと表現しますと、「パソコンで解答を選ぶ(記述)するタイプの試験」なのですが、私がこのCBT試験に触れたのは漢字検定漢検)3級を受験したときのことだと思います。

 ちなみに、上記で「思います」と記述したのは先に他の資格を受験した際、それもパソコンを用いたものだったのですが、CBT試験に含めて良いのか不明なので、明確に覚えている漢検をメインに取り上げてみようと思います。

 

 昔々、様々な資格取得に勤しんでいたとき、漢字検定も取っておこうと考えていました。

 しかし、通常の試験は年に3回であり、「出来れば早く欲しい」と考えていた私は「次の試験日はいつやら」と思い漢検のWebサイトを調べたら、めちゃくちゃ先になると判明し、出鼻をくじかれたような気分になりました。

 ところが、その漢検のサイト内を途方に暮れながら観ていたら、「CBT試験」という聞き慣れないキーワードに遭遇したのです。この受験タイプだと、漢検の場合は「専用会場で、年3回以外の日程からも受験可能」という心が沈んでいた私にとっては吉報とも言うべきシステムを導入していたのです。

 

 遠い昔の記憶なので、おぼろげな部分もありますが申し込みはインターネットで行ったと思います。受験料はコンビニ払いにしたかと。

 そして試験当日、必要なものを揃えて受験会場まで電車で長い時間揺られて、加えて新しい受験タイプに気持ちもゆらゆらな中、試験会場に着きました。ちなみに、試験会場はIT系ベンチャー企業のオフィスのような、開放感ある場所で受けたのを今もはっきりと覚えています。

 

 受付で受験票を提示し、私の受験する席まで案内されるとそこには「パソコン(デスクトップ)」と、「タブレット+専用ペン」が用意されていました。ちなみに、ここでいうタブレットとは「文字を書くための装置」というもので、現在のパソコンなどと並ぶタブレットではないのでご注意ください。

 読みや多肢選択の問題はキーボード、マウスを使用するためそこまで苦労することなくスラスラと回答していきます。まぁ、分かる問題だけは、なのですが😭

 

 そして、一番苦労したのは「書き」問題のときでした。どうせ漢字が分からないのでしょう?と思ったそこのあなた、大正解10ポイント!

 ・・・ではなく(笑)、「タブレットでの漢字の止め・はねの微細な表現が難しい」のです(*_*)

 なので、少し大袈裟にはねるところははねたりと、「私、ちゃんと書いていますよ!」アピールをかなりしたのは今となってはいい思い出です。

 

 回答すべき漢字を思い出すことと、タブレットで自分なりに「これ正答ですよ」的漢字をあくせくと書きつつ、試験は終了。

 帰りの電車では、「パソコンで受験とか、ちょっと先進的だな」など受験者という立場だった自分を忘れて、謎の悦に浸っていました。

 

 後日、一つの封筒が私のもとに届きました。

 試験は無事合格で、中に合格証書が入っていましたのでそれを手に取り、また悦に浸る私でした。

 

 

 今回は、「試験の思い出」として初めて受けたCBT試験という受検タイプについて書き連ねてみました。

 なお、漢検の場合は受験される級によって「年3回の紙ベースによる試験」でないと受験できないものもありますので、受験前に漢検の公式サイトをご確認ください。

 

 世の中、本当に便利になってきましたね。