【Eurobeat】Bad News
こんばんは。
今日は、こちらの1曲をピックアップしてみようと思います。
「Bad News / Mega NRG Man」
収録CD:
・SUPER EUROBEAT VOL. 91
他
タイトルだけ見ますと少々不穏な感じがしますが、メロディー自体はかなり明るめのものとなっています。
ちなみに、こちらのアーティストの楽曲を過去にピックアップしていましたので、そちらも是非お読みいただければと思います。
こちらの楽曲も、ギターサウンドが使われていますが上記掲載のTake Me Back To Tokyoに比べますと、割と控えめに登場するような印象があります。
例えば、Take Me~では「ハンマリング・オン」と「プリング・オフ」というギター奏法を組み合わせたメロディーが登場し、これはロックバンドなどで言えば”リードギター的プレイ”と考えられます。それに対し、今回の楽曲ではシンセのメインメロディーを下で支えるような、バンドで言う”バッキングギター的プレイ”としてギターサウンドが使用されているように感じます。
ちなみに、ギターのエフェクト(ギター音をひずませたりして加工する)については、両者とも大きな違いはないように感じますので、ギター聴き比べなどしてみて違いを楽しむのも良いかと思います。
曲のスタートはギターサウンドメインで始まります。この点はTake Me~と同様です。
そこからAメロなどに展開されるのですが、Aメロはシンセとギターの割合が7:3から8:2ぐらいに感じます。そして、Bメロですがこちらはシンセの方に重きが置かれているように感じます。
サビもシンセが全面に出てきているような感じで、かつボーカルの声圧がダイナミックで個人的にテンションが上がるパートです。
ちなみに、この楽曲はTake Me~のはっきりとしたギターソロのようなパートはないので(強いて言えば、ボーカルとギターが表立つパートはある)、その点がこの楽曲全体において唯一異なる部分かと思います。
歌詞は、孤立した人へ対する”悪い知らせ”を書いたように感じます。この孤立というのは「一人ぼっち」という意味で用いましたが、とにかくその人へ対する少々強めな言葉が歌詞にされているかと思います。
今回は、楽曲タイトルとは裏腹な明るいメロディーが印象的である「Bad News」をピックアップしました。
テンポが少し速いので、ノリの良い楽曲としてもおすすめします。
次はどんな曲にしましょうか。
では。