【番外編】コミュニケーションツールの変遷
こんにちは。
今の時代、情報を発信したり取得する手段として、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)がありますね。TwitterやFacebookなど。
これらのサービスが登場し、個人から有名企業まで様々な方達が気軽に情報をシェアできる時代になったものです。
そして何より、遠い土地にいる者同士であったりしても、気軽に交流の場を持つことができるのも、このSNSの登場があってこそと思います。
その昔といえば、何かしらの通信機器や情報媒体(雑誌など)を使う前提条件のもとでしたら、”電話”や”文通”が現在のSNS的利用に当たるのかなと思います。例えば音楽雑誌に「バンドメンバー募集!」とあって募集要項のあとに、その人の名前・住所と電話番号が記載されていたり。そこで気になった人は電話をかけるか、あるいはお手紙を出すことで「バンドを一緒にやりたい!」とコンタクトを取ったり・・・。
今の時代ですと、その雑誌の企業などにおける個人情報の取り扱いがかなり厳しくなっている為、さすがにこのような掲載はもうなされていないですね。
特に、SNS企業の場合ですと「個人情報のやりとりはしないように」と明文化されていることもあると思います。悲しい争いや事件を引き起こさないための予防線もあると考えられますね。
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今も現役ワードとして呼んでよいのでしょうか、「メル友」(メール友達)という単語があります。上記の”文通”がこれに当たるでしょう。文通の場合、手紙を書くための紙やそれを送るための封筒、切手代など費用は(場合によって)かさんだものと思われます。
しかしメールの場合、定額の通信プランに入っていれば、どれだけ大量に送ろうが金額は上限まで、になりますね。しかも、メールは同時に複数人にも送れ、かつ画像などの添付も可能であると考えると、手紙のそれよりはお金の面からも、情報をシェアするという面からもかなりのメリットがあると考えられます。
そういえば、メル友と知り合ったきっかけの場所として、「個人HP」や「掲示板」などに足を運んだ記憶があります。
ただ、直接的に「メル友になりたい!」とやりとりした訳ではなく、「今度の土曜日、〜時からあのホームページでチャットしよう」みたいな約束をするために、アドレス交換をした思い出があります。
今となってはチャットというステージも含め、Twitterのリプライ欄などにとってかわってしまったのかなと思います。
メールでのやりとりが徐々に衰退したのは、恐らくここ数年のことと思います。
それは、LINEの登場の他、TwitterのリプライやFacebookのコメントが代替機能として動作しているからと考えられます。
今ではまるで、メールアカウントなどと同じように「1人1つ」、それらサービスのアカウントを持っているような時代ですね。
これらのサービスが普及したおかげで、個人の趣味や普段の生活といった活動を知るきっかけや、企業であれば商品などの宣伝に始まり重要なアナウンスを知らせる1つの手段として有用な活用がなされていますね。
そして、リプライやコメントを通して「知り合い」という関係から、立派な「友達」や「ビジネスパーソン」といった関係性を構築することもできる。こういうところにSNSの持つ可能性が多分に含まれていますね。
今回は、SNSに注目して・・・というより、結果的にSNSに注目した形の、現代における情報のシェアの仕方などについて、書き連ねてみました。
書き起こすことで、思い出されることもいくつかありました。
ここまでお読みくださった方、ありがとうございました。